米国ブランズウィック社公認「ドリルクリニック」の全国ツアーが終了し、横浜に戻ってまいりました。今回行われたセミナーのメインテーマは「ＢＷ社のデュアルアングルレイアウト」と「バランスホールの有効活用」でした。昨今のハイパフォーマンスボールの中心的存在となっている「非対称マスバイアスコア」をいかに的確に利用するかという、レイアウトテクニックを中心に、北は北海道札幌から南は沖縄まで全国９会場にてツアーを行いました。全国で２００名を超える受講者が参加されたセミナーは久々で、各会場とも熱のこもった雰囲気の中、さまざまな質問が飛び交いました。各会場とも、サンブリッジ契約プロによる、レイアウトの異なるボールの投球デモもあり、改めてマスバイアス理論の普及浸透の重要性を感じました。今回のセミナーがそのお役に立てたとすれば幸いです。
もうひとつのテーマはバランスホールです。バランスホールを嫌うボウラーもいますが、ボールリアクションの調整法として、今やバランスホール（エキストラホールとも言う）は避けられないドリルテクニックのひとつです。的確なリアクションの調整が求められる時代です。ボウラーの皆さんも嫌がらずにご理解下さい。
そして昨今問題になっているのはボールパフォーマンスの劣化です。最近のボールはオイル吸収の速度が速く、そのまま投球し続けると確実にパフォーマンスが落ちてきます。そのことを実感されている方も多いはずです。もちろんボールクリーナーを使うことが日頃の劣化防止策としては重要なメンテナンスではありますが、箱だしでのパフォーマンスを維持するために、米国からの最新情報として、今回「パフォーマンスの復元」という最新のテクニカルスキルを紹介しております。
これらの最新情報はショップに足を運ぶことで得られる情報です。参加されたショップの担当者に是非話を聞いてみてください。
当ショップからの情報として、先月からスタートしたサムをスイッチすることが可能な、「グリップロック」が大変好評を博しております。現在使用中のボールにも簡単に取り付けることが可能で、オーバル加工も可能です。サムのフィット感で悩まれている方は是非一度お試し下さい。
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ドリルクリニックの模様（サンブリッジ動画チャンネルより）
