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ひとこと: 2010年6月アーカイブ

お気軽にご相談ください

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 梅雨時近くなると、指の変化が起き始めてきます。冬場にドリルしたボールは指穴がきつめに感じる時期でもあります。勿論テープ調整で、テープを剥がせば丁度よくなる、というタイプの人はそれで問題ないのですが、きつめのボールを我慢しているとサムの第一関節外側が当たり、まめが出来たり、時にはまめをつぶしたりしてしまうということも起きてきます。そのような兆候が現れたら、すかさずショップのドリラーに相談すると良いでしょう。
 近頃のボールは、従来のように表面をサンドしたりポリッシュしたりして物理的な摩擦を調整していた時代から表面素材の分子レベルの組み合わせで、気泡の大きさや組み合わせで摩擦を調整する、「ケミカルフリクション」の時代へと技術革新が起きています。従って従来では考えられなかったような、4000番仕上げというような微細仕上げが標準の箱だしとして、表面加工されているボールも増えてきています。
 それらのボールはオイル吸収速度も早く、僅か10G程度でもパフォーマンスに変化が起きる物もあります。そこで重要なのがメンテナンスです。オイルリムーバーを利用してアブラロンパッドやマイクロパッドに十分吹き付け、タオルのように擦るだけで箱だしの表面仕上げに近い状態に戻すことができます。是非試してみて下さい。
 ボールのパフォーマンスはレーンコンディションや投球スタイルによってかなり差が出てしまいます。購入したボールがイメージに合わないという話を耳にしますが、レーンコンディションにマッチしない使い方をしているケースが殆どです。またコンディション的にはスキッド&スナップ系がマッチしているにも関わらず、投球者のイメージとしては動きすぎて扱いにくいなど、コンディションと自分の求めているイメージがかみ合わない場合などもよくあるケースなのです。そのような場合、ボール表面のチューンナップで、激しい動きを抑えたりすることも、今や当たり前の時代なのです。そんな悩みも当ショップでお気軽にご相談下さい。そろそろボールを買い換えようかなと思われている方も是非ショップに足をお運び下さい。対面で投球を拝見してこそ、より的確なアドバイスができるはずです。お待ち致しております。

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