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ロバート・スミスの指導はアンロード

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 時速50Kmの快速球を放っていたロバート・スミスも現在ではややスピードも抑えめで、42Kmに下がったそうです。それでもやはりパワーボウリングは健在で、回転とスピードには圧倒されてしまいました。
 興味深かったのはレッスンのコーナーで、指導を受けた方達の殆どが、バックスイングまで手のひらでボールの重心を受け止めて、リリースで解放する「アンロード」投法でしたが、中にはメカテクターを着けた人もいて、着けた状態ではカップリングはできてもアンロードはできませんでした。手のひらの厚みもあり、世界一のパワーボウラーを目前に見ることができた参加者は大変満足した様子でした。
 もう一つのイベントはエボナイト社のデーブ・スマート氏によるドリルレイアウトのアドバイスも興味深く、直接ドリラーとしての意見を聞きましたが、最近のレイアウトはボールのポテンシャルをやや抑え目にする傾向があるそうで、何故ならばカバーストックのトラクション(摩擦力)の強いボールは、ポテンシャルをMAXにするとミッドレーンのパワーを早めに引き出してしまうため、パワーロスを起こさせないことが重要である、ということでした。
 パワーボウリング目指している諸兄は、アンロードテクニックに取り組んでみてはいかがでしょう。

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