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2011年10月アーカイブ

サイト管理者が日坂さんの予定や様子を皆様にお伝えする「今週の日坂さん」
タイトルの下に日坂さんの顔写真がある記事は日坂さんの書き込みで
この記事は管理者による書き込みですのでご了承ください。

■■■■■■ 今週の予定とドリル予約状況  2011/10/31~11/6 ■■■■■■
基本的にドリラースケジュールの通りです。

急な予定変更もございますので、前もってご確認ください。


■■■■■■ 日坂さんから皆さんにお伝えしたいひとこと ■■■■■■
日米女子プロボウラー対談に同席したり、川添プロが来店したり、
皆さんにお伝えしたいお話しがたくさんあるのですが、
まとまった時間が取れませんので、少しお待ちください。


■■■■■■ おまけ(管理者が勝手に書いています、お許しを) ■■■■■■
今回は日坂さんのプライベート㊙情報をご紹介。
日坂さんとお話したり、講義を受けた方はご存知かと思いますが、
日坂さんは、よく通る、聞きやすい美声でお話しされます。
カラオケも嗜まれるようで、渋~い演歌を歌われるのかと思いきや、
意外にも井上揚水や谷村新司など披露されて、とてもお上手です。

日坂さんの歌声を聴かせて頂く機会は、なかなかないと思いますが、
忘年会シーズンにスナックで鉢合わせしたり、プロショップにマイクが
落ちていたりしたら、是非リクエストしてみてください。


次回更新は2011/11/6予定です。

今週は24(月)は午後から出張になりました。
ドリルのご予約の際はお電話にてご確認の上、ご来店ください。


ボールの表面素材の話を何回かに分けてお話ししたいと思います。
 40年近くボールドリル(自称穴あけ職人)の仕事に携わって来ると、様々な時代のボール材質との出会いに遭遇したことを思い出します。
 ドリルを始めた40年前は、ボール材質といえばエボナイト(ハードラバー)でした。当時はオイルを吸収するという事は考えもしなかった時代で、オイル引き立てのレーンではコンディショナーオイルがローリングトラックにべっとり付いてきて、そのオイルをタオルで拭き取って投球したものです。ボール寿命といえば、そもそもウッドレーンの時代でしたから、板目がピアノのキーのような運動をするために、その隙間に挟まった小さな砂利によってローリングトラックに傷が付いてきて、徐々に深くなることによるパフォーマンスの変化が買い換えの時期でした。従って現代のようなオイル吸着によるパフォーマンス劣化の短いサイクルではなく、気に入ったボールは数年使えた時代でした。
 80年代の初頭にウレタンが登場し、それまでの摩擦の常識を覆すことが起き、同時にレーン表面がニトロ系塗料からウレタン系に移行し始めた時代です。レーンコーティング材であったニトロ系(ラッカー)塗料の引火点が低い為に、リサーフェース(レーン表面を平らにするために削り直す)をする際に火災が起き易かったことが理由です。
 ウレタンはラッカーに比べ表面が硬く、しかも滑らかなためにハードラバーでは表面が硬すぎて滑りやすく、そのためボール表面のより高い摩擦が必要になり、ボール表面の材質の新たな技術革新が求められたのです。そこで登場したのがウレタンボール。第1号は1981年「AMFアングル」今から30年前のことだったと記憶しています。つづく。

授業がスタートしました

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今週は休みなく八景店に居りますので、ドリルご希望の方はご来店ください。
週末に各メーカーのニューボールがこぞって入荷致しております。
お買い得な品も多数揃えておりますのでご来店をお待ち致しております。

 先週から関東学院大学の授業がスタートいたしました。思えば平成元年からの
スタートで、今年で23年目を迎える事になりました。当時、大学の正課授業で
ボウリングを採用することは珍しく、大変画期的な授業だったと思います。
大学がボウリングを授業として履修させようとした目的は、生涯スポーツとしての
ボウリングを学生の間に身に付けさせることでした。学生時代だけのスポーツではなく、
社会に巣立った後でも、ライフタイムスポーツとして継続してできるスポーツとして、
ボウリングが最適であるという評価を得たのです。
同時期に同地域に位置する横浜市立大学も14年間に及ぶ授業が継続されたのですが、
残念ながら途中でカリキュラム編成の都合で現在は中断に至っております。
関東学院大学の授業は前期(春学期)、後期(秋学期)年2回履修することが可能で、
それぞれ八景ボウルでの実技は10週間行われます。授業内容は、投球の基本動作を
マスターして、ゲームの楽しさを理解させるための模擬リーグを展開します。今週からは
月曜コースと金曜コースそれぞれの授業が行われます。各コースとも午後1時から
90分行われます。関心のある方は是非、後方コンコースにてご観覧ください。

今週は12(水)~13(木)連休でお休み致します。
14日からは関東学院大学の秋学期授業がスタート致します。午後の授業を担当致しますので、
ドリルのご予約の際はお電話にてご確認の上ご来店ください。

今週はボールの曲がりにまつわるお話をいたします。

 より大きく曲がるように「バランスをずらしてあけて欲しい」とか「曲がるようにバランスホールをあけたい」といった注文をしてこられることがよくあります。注文する側は、ボールを曲げる要素として恐らくボールの重心が傾くことによってボールは曲がるのだろう、という思い込みから言って来るのでしょう。皆さんはどのようにお考えですか?

 実はバランスには2通りのバランスがあって、皆さんが想像している重心をずらすバランスは静的バランス(スタティックバランス)と言います。通常はドリル後のバランス規定があり、その範疇では殆ど曲げるための役には立っていません。曲がりに影響を及ぼすのはボールが回転することによって生じる遠心力によって生まれる動的バランス(ダイナミックバランス)の効果の方がはるかに大きく、動的バランスによって生じるトラックフレアの広がりこそが現代のバランス効果なのです。

 ではフレアさえ大きければボールは曲がるのでしょうか?仮にプラスティックボールのような曲がりの小さいボールでもフレアを大きくすれば曲がりは大きくなるのでしょうか?答えは「NO!」です。例えフレアが大きくても、ボールを曲げるためには摩擦の大きさが必要になるのです。

 ボールを曲げるためには、ボールの回転軸の向きが進行方向と異なる必要になります。これを「アクシスローテーション」といい、大きいほど(最大で90度)軸移動の量が大きくなり、曲がりは大きくなるのです。ですが、前述のように例え「アクシスローテーション」が大きくても摩擦が小さいと軸の移動は起きにくくなって、曲がらないうちにピンに当たってしまうことだってあるのです。

 ここまで言うともうお解りですね。ボールを曲げる為にはどうしても「2つ」の要素が重要なのです。「アクシスローテーション」と「摩擦」このどちらが欠けてもボールは曲がらないのです。

 では「バランスの効果」は?と言うと、フレアを大きくすることにより、一回転ごとにボールのフレッシュな面がレーンと接することになり、摩擦を少しだけ増やす役割がある、という程度なのです。

 実験では摩擦力のある表面素材のボールと摩擦力の小さいボールとでは、板目(レーンの)約27枚の違いがあることが解っています。いかに摩擦力が重要かお解り頂けたでしょうか。

ボールモーションを決定づける要素は
 ●レーンコンディション
 ●物理的要因(投げ方)
 ●ボールリアクション
この3つの要因が絡み合って決まるのです。

今週は5日(木)は日坂が出張で居りませんので、須山プロが担当致します。
それ以外は今のところ、予定通りですが、急な変更もありますので、
ご来店の際は事前のご予約をお願い致します。

10月からは関東学院大学の秋学期授業と、横浜創学館高校の授業が八景ボウルで
行われます。それぞれの授業を当ショップのスタッフで担当致します。当ショップの
スタップはボウリングの普及活動にも率先して関わっていきたいと思っております。

ショップの入口や店内には新発売のボールを多く展示してありますが、ショップ脇
(ポリッシュマシン側)のセール品棚にもお買い得ボールが展示してあります。
少し前のボールで各ポンドが揃って入荷した際などに数量限定のお買い得セールに
なることがありますので、セール品棚も是非チェックしてみてください。
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今は、モーメンタムスウィング300がセール中です。

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