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2012年7月アーカイブ

 日本トップバッターとして導入に名乗りを上げ、6月中旬には設置予定のはずが、諸事情により1ケ月近く遅れてしまい、大変お待たせ致しました。米国製最新オイル抜き機「ザ・ウェーブ(パワーハウス製)」が先週末ようやく設置に至りました。
 ザ・ウェーブは従来型のオイル抜き機とは手法が異なり、ボールの表面素材にダメージを与えることなく、ボールに吸着したオイルの除去を可能にしたマシーンです。
 マシーン内で徐々に加温された60°Cの温水とウェーブソリューションの成分がボールに深く浸透したオイルを表面に浮かび立たせ、循環された温水によりオイルを除去します。従来型のヒータータイプとは異なり、ボールのパフォーマンス維持に必要な可塑剤を除去することなく、不要なオイルや汚れのみを除去することで、初期のパフォーマンスを甦らせることができます。
 当ショッププロスタッフ須山プロのテストでは、従来の手法に比べ、「ドライゾーン移行時のキャッチ感に大きな違いを感じた」という評価をしています。
 作業時間は約45分要するため、お持ち頂いてすぐに作業に入れない状況もあり、お預かりさせて頂くことになりますが、抜群のオイル除去力がありますので是非一度お試し下さい。
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 また、表面のRa値(化学合成の凹凸)再生のためのリサーフェーシングもボールの箱だし仕上げによって異なるため、すでに設置稼働中の「サーフェース・ファクトリー」により、箱だし仕上げに近づけることが可能です。
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メンテナンスのそれぞれの目安は次の通りです。

●オイル抜きの目安(約50G/毎)
  ・ボール表面にオイルのべたつきを感じたとき
  ・ボールのパフォーマンスが悪くなったとき
   ザ・ウエーブによるオイル抜き   費用¥1,500(税込)

●リサーフェーシングの目安(約20G~60G/毎)
  ・ボール表面のパフォーマンスが悪くなったとき(20G程度)
   サーフェース・ファクトリーによる研磨(最終の番手の加工)
                   費用¥1,000(税込)
  ・ボールの表面が箱だし仕上げに比べ、明らかに光ってきたとき(60G程度)
  ・ボール表面が箱だし仕上げに比べ曇ってきたとき(60G程度)
   サーフェース・ファクトリーによるリサーフェーシング(再研磨)
                   費用¥2,000(税込)

●オイル抜き+リサーフェーシング
  ・オイル抜きとリサーフェーシングの両方が必要なとき、 
   ザ・ウェーブとサーフェース・ファクトリーの両仕上げ 費用¥3,000(税込)