新年あけましておめでとうございます。昨年は当ヒサカプロショップをご愛顧頂き、有り難うございました。一昨年１２月に震災後再オープンしたハマボール店もお陰をもちまして、早１年が経過致しました。その間、当ショップならではのオーバル加工やセンターフォーカスドリルをご支持頂いた多くのお客様にご来店を頂く新たな機会を得ることができました。今年も八景ボウル店共々、さらに当ショップ独自のドリル技術の開発を目指し、スタッフ一同研鑽に努める所存で居ります。相変わらずのご愛顧を宜しくお願いします。
そこで皆様にご理解いただきたいことを、年の初めに申し述べさせて頂きます。私事ではありますが今年でドリルという仕事に携わって４２年が経過しました。これだけ長期に亘りこの仕事に携わっていると、様々なドリルに対する思い入れを持つのも当然の成り行きだと思っております。ドリルをする際の基本中の基本ですが、投球動作の観察無くしてボール選定はあり得ません。何故ならば、ボールリアクションに最も影響があるのが表面素材であり表面仕上げだからです。つぎに影響をもたらすボールのレイアウトひとつとっても、スピード、回転数、回転方向、回転軸の計測によって決まる要素なのです。つまり投球無しでは測定できないのです。さらにはスパンや指の変化も常に隣り合わせで起こる要素なので、チェックなくしてベストフィットは得られません。このようにボウリングという球技はボールの加工を施さないと用具として完成しない、他の球技にはない特異性があり、言い換えればそれだけ用具の依存率が高いスポーツと言えるのです。どうぞそのことを理解していただき、ドリルの際には投球動作を見ることができる当ショップドリラーにボール選択やドリルについてご相談下さい下さい。
これらのことも含め、昨年９月からサンブリッジホームページ「日坂語録」にて、毎月更新でボウリングに関する様々な情報を動画配信していますので、ぜひご覧下さい。
